本物志向ならGHPグリッパー

今回は数ある高強度グリッパーの中でも特にクオリティが高いGHPグリッパーについて紹介します。

握力を強烈に鍛える器具であるグリッパーの元祖といえばCOCグリッパーですよね。
COCグリッパーは海外のトレーニーも含め、握力を鍛える握力トレーニーの間では昔からめっちゃ流行っています。

COCグリッパーが出てきてからは高強度グリッパーは他にもいろいろなメーカーが似たような商品を出していますが
クオリティという観点で言えばなかなかCOCグリッパーに勝るグリッパーは出てきていないという状態です。

しかし、COCグリッパーに勝るとも劣らないハイクオリティなグリッパーがあります。

それはGHPグリッパーです。

GHPとは「ギリンガム ハイ パフォーマンス」の略です。
アメリカのストロングマンであるギリンガムという人が作ったグリッパーでLevel1からLevel10までの強度があります。

強度の詳細は以下の通りです。

Level 1:100lbs 45kg
Level 2:125lbs 56kg
Level 3:150lbs 68kg
Level 4:175lbs 79kg ←COCno1.5と同じくらい
Level 5:200lbs 90kg ←COCno2よりちょい硬め
Level 6:235lbs 106kg ←COCno2.5よりちょい硬め
Level 7:275lbs 124kg ←COCno3と同じくらい
Level 8:325lbs 147kg ←COCno3.5と同じくらい
Level 9:375lbs 170kg ←COCno4よりちょい弱め
Level 10:425lbs 192kg ←ゴリラ

Level7以上には認定制度があります。
私は全ての強度を所有していますが、それぞれの強度はCOCグリッパーに合わせて作ってあるように感じました。
COCno4を超える強度としてLevel10がありますが、Level10に至ってはまだ人類で閉じれた人はおらず、

実際握ってみても人間が閉じれる強度とは思えません…

強度表示がCOCグリッパーが刻印なのに対してGHPグリッパーはゴムっぽい透明な樹脂で固めたような表示になっています。

 ←Level3だとこんな感じです。

一見、トレーニングに使っていて剥がれそうと思っていましたが、以外と剥がれないです。

古いロットの物は両方が樹脂コーティングされていますが、新しいロットだと片方がコーティングで片方がメーカーのシールが貼られています。
あと古いロットはハンドルに刻まれた5本のラインがやや太いです。新しいロットは少し細い。

 

画像下が古いロットのLevel3   画像上が新しいロットのLevel2

 

さて、ここからはGHPグリッパーのメリットとデメリットについて書きます。

メリットその1 個体差が比較的少ない
高強度グリッパーは基本的に同じ強度だとしても個体差があります。
COCグリッパー以外のグリッパー(例えばRBやHGグリッパー)はCOCよりも個体差が大きいです。
なのでCOCグリッパーは個体差こそありますが、他のメーカーと比較すると個体差は少ない部類でした。
しかしGHPグリッパーはそのCOCよりも更に個体差が少ないので優秀なグリッパーと言えます。
(まぁCOCグリッパーはロット数が多いので突然変異強度が出てくる可能性も高いですが…)

メリットその2 ハンドルの幅が一定
COCグリッパーや他のグリッパーだと強度が上がるとハンドル幅が広くなる傾向にあります。
例えばCOCガイドとCOCNo3ではNo3の方がかなり広いです。
ですが、GHPグリッパーの場合はLevel1とLevel10は同じくらいの広さです。
ですので軽い強度でも同じ幅なのでフォームの練習がしやすくなっています。

メリットその3 ローレットが滑らない
手が滑るのを防ぐハンドルのギザギザ、ローレット
そのローレットがGHPグリッパーの場合はしっかりしています。
COCグリッパーの場合はロットによってローレットが薄かったり濃かったりします。

メリットその4 ハンドルにメッキがしていない
ハンドルには見た目を良くする目的でクロームメッキが施されていることがありますが
メッキがあるとメッキが無い状態と比べて若干滑りやすくなります。
この少し滑りやすくなることによって、閉じるのがギリギリの強度を攻めて握る時に閉じきれないことがあります。
コアな握力トレーニーであればあるほどハンドルのメッキが無い方が良いと密かに思っているのですが、
GHPグリッパーは流石というかトレーニーの心理を理解できています。

メリットその5 握る方向が分かりやすい
グリッパーは基本的にハンドルの巻き終わりが鋭角(ドッグイヤー)になっている側のハンドルを親指側にして握ると握りやすいです。
GHPグリッパーではこの鋭角側がライン1本、4本指側がライン4本の溝が彫られているので握る時の方向が確認しやすいです。

メリットその6 ハイエンド
ハンドルにきらきらしたメッキ等はありませんが、その代わりローレット自体は綺麗ですし
スプリングとハンドルの接合部の隙間も少なく、埋め込み幅も統一されており「綺麗」です。

さて続いてデメリット

デメリットその1 高い
クオリティが高い分値段も他のグリッパーより少々高めです。
まぁしょうがないっちゃしょうがない

デメリットその2 日本で売ってない
少し前までAmazonでも売ってましたが最近(2022年3月現在)は売っていないです。
売ってても定価よりもかなり高い価格で売っています。詐欺です。
今だと個人輸入するのが手っ取り早いですね、CPW(キャノン パワー ワークス)というサイトから購入できます。
↓↓↓↓
https://cannonpowerworks.com/

デメリットその3 ハンドルが全て広い
これはメリットと取る人もいるかもしれませんが、基本的に全ての強度でハンドルが広いです。
だいたいCOCのNo3と同じくらい(75mm)に設定されています。
COCの認定を狙っている人から見るとメリットになりますが、単純に握力を鍛えたいだけの人で手の小さい人には使いづらいかもしれません。
日本人の手の大きさには合わせて作っているのではないですね。

以上
GHPグリッパーの紹介でした。
まさにトレーニングのしやすさをとことん考慮したハイエンドグリッパーなので
本物志向の握力トレーニー向けになっています。